【大阪市西区】マンション漏水調査|特定原因が再発、二度の調査で真因を突き止めた事例
調査概要
| 📍 所在地 | 大阪府大阪市西区 |
| 🏢 建物規模 | 13階建てマンション |
| 📅 調査期間 | 2026年4月10日〜4月21日(1次調査)/2026年7月21日(再調査) |
| 🚪 対象住戸 | 2住戸(上下階) |
| 🔧 調査内容 | 漏水調査・原因特定・防水処置・配管接続部交換・内装復旧 |

漏水の真因を特定し、アキレスジョイント交換にて解消
調査の背景
下階住戸の脱衣所天井から水が滴り落ちているとのご連絡をいただき、現地調査を実施しました。
上階からの漏水が疑われたため、給水管・給湯管の水圧テスト、各所の排水テスト、浴室の防水テストなど複数の検証を実行。
想定される原因を切り分け、それぞれ組み合わせながら検討を進めました。
漏水調査は「どこから水が来ているか」を一つずつ潰していく地道な作業です。
今回はその過程で一度は解決したはずの漏水が、実は別の原因で再発するという珍しいケースとなりました。
調査の流れ
❶ 通報・現地調査
下階住戸の脱衣所天井にシミ・漏水跡を確認。上階住戸で漏水の可能性がある箇所を一つずつ検証するため、現地調査を開始しました。

下階住戸 脱衣所天井の被害状況

天井部に腐食跡を確認(現地到着時は乾いた状態)
❷ 水圧・排水テストによる切り分け
上階住戸の給水管・給湯管の水圧テスト、キッチン・洗面・トイレ・浴室の排水テストを一つずつ実施し、漏水経路を絞り込んでいきました。

上階住戸 給水管水圧テスト中

各所の排水テスト実施中
❸ 内視鏡調査で一次原因を特定
上階住戸浴室の点検口から内視鏡を挿入し、床下を調査。浴室手すりの取付ビス穴から水が飛散している様子を確認し、これが漏水原因と特定しました。

浴室床下 内視鏡調査中

浴室手すり取付部 ビス穴からの水の飛散を確認
❹ 防水処置・散水試験で解消を確認
手すり取付部をコーキングで防水処置。散水試験・防水テストを行い、漏水がないことを確認して一次対応が完了しました。

浴室手すり コーキング作業中

防水テスト後 異常なしを確認
❺ 後日、再び漏水の連絡
一定期間が経過した後、下階住戸で再び水漏れの連絡があり、再調査を実施。前回とは別の原因が潜んでいる可能性を疑い、上階住戸の設備を一つずつ再点検しました。

下階住戸 脱衣所天井の状態を再確認

前回特定箇所(浴室)の排水テストを再実施 異常なし
❻ 洗濯パンを脱着しての追跡調査
浴室が原因ではないと判明したため、脱衣所の洗濯パンを脱着して床下を調査。排水管とアキレスジョイント(配管接続部品)が外れかけていることを発見しました。

脱衣所 洗濯パン脱着作業

アキレスジョイント接続部が外れかけているのを確認
❼ アキレスジョイント交換・完全解消
劣化していたアキレスジョイントを新品に交換し、洗濯排水テストを実施。異常のないことを確認し、床の清掃を行って作業完了となりました。

アキレスジョイント交換後

交換後の洗濯排水テスト 異常なし
内装復旧工事(下階住戸)
下階住戸洗面所の天井は、漏水により一部クロスが剥がれていたため、天井解体→新設ボード据付→下地調整→クロス張替の順に内装復旧工事を実施しました。

天井部 解体作業

新設ボード据付・下地調整

新クロス張り付け

内装復旧後
調査のまとめ
一度は防水処置で解決したはずの漏水が、実は全く別の原因(配管接続部の経年劣化)で再発していた事例です。
表面的な対処で終わらせず、水圧・排水・防水の各種テストと内視鏡調査を組み合わせて粘り強く原因を追跡し、最終的に真因を特定・解消しました。
原因不明の漏水にお困りの管理会社様・管理組合様は、ぜひ関西水設にご相談ください。