【兵庫県神戸市】給湯管漏水調査・修繕工事|開口調査で原因を特定
工事概要
| 📍 所在地 | 兵庫県神戸市 |
| 🏢 建物規模 | 3階建てマンション |
| 📅 工事期間 | 作業日:2026年6月15日 |
| 🚪 施工対象 | 1階住戸(洋室・廊下・洗面所・トイレ・浴室裏)/上階住戸(201号室)の床・壁内の給湯管 |
| 🔧 工事内容 | 漏水調査及び給湯管撤去修繕作業 |

新設給湯管を接続。上が浴室行き、右が給湯器・台所側
課題と解決策
お客様の状況
- 洋室・廊下・洗面所・トイレ・浴室など、複数の箇所の天井や壁にシミ・クロス浮きなどの漏水被害が広がっていた
- 上階(201号室)の洋室の床を開口しても水が伝っていることは確認できたが、どこから漏れているのかは特定できなかった
- 漏水の原因は上階住戸の給湯管と推定され、床・壁の内部を開口して漏水箇所を追う必要があった
当社の対応
◎上階住戸の給水・給湯管の水圧テストを行い、給湯管からの漏水を確認。
◎201号室の洋室・廊下・洗面台側と、段階的に床・壁を開口して水の伝い方を追跡。
◎浴室やトイレの漏水は、上階洗面台裏の壁内を通る給湯管から漏水していることを特定。
◎コンクリートを削って給湯管を撤去し、新設給湯管を設置。
◎洋室の漏水は、上階洋室の壁の中を通る給湯管が原因だったため、同様に開口して修繕。
◎修繕後に水圧テストと各水栓の給水テストを実施し、異常がないことを確認。開口部は仮復旧しました(本復旧は別途必要)。
施工の流れ
❶ 広範囲に広がる漏水被害の確認
まず、被害が出ている箇所を一つずつ確認しました。洋室の天井部からは水溜まりとシミが見られ、トイレの天井部ではクロスの浮きも確認されました。洗面所や浴室の天井にも被害が広がっており、漏水は一箇所ではなく複数の部屋にまたがっていました。

洋室の天井部に水溜まり・シミが発生

トイレの天井部はシミとクロスの浮きが発生
❷ 上階(201号室)の床を開口するも、発生箇所は特定できず
下の階(101号室)の天井からの漏水は上階の給湯管から伝ってきたものと考えられたため、201号室の洋室の床を開口して調査しました。開口部には水溜まりがあり、床下でも水が伝っていることは確認できました。ただ、この段階では水の出どころまでは絞り込めませんでした。

201号室の洋室の床を開口。開口部に水溜まりがあった

別の位置を開口しても水溜まりを確認
❸ 廊下を開口し、水の伝い道を確認
水の流れをたどるため、201号室の廊下の床も開口しました。廊下で漏水を確認でき、さらに洗面台側から水が伝ってきている状況がわかりました。配管の周囲に巻かれた保温材の内側を、水が伝っている様子を確認しています。

廊下を開口。漏水を確認

洗面台側から保温材内を伝って水が来ているのを確認
❹ 洗面台側の下を開口しても、水は奥から続いていた
201号室の洗面台の下側を開口してみると、そこでも水が見えました。ただ、目の前の水を拭いても、まだ奥から水が伝ってきている状態でした。つまり、漏水の元は洗面台の下ではなく、さらに奥の壁の中にあると判断しました。

洗面台側の下を開口。床下から水が見える

壁を開口中。まだ奥より水が伝ってきている
❺ 洗面台裏の壁内の給湯管を撤去し、新設
201号室の洗面台裏の壁内は、コンクリートになっていました。給湯管のある位置までは、コンクリートを削る必要があったため、ハツリ作業で少しずつ掘り進めました。給湯管の位置が確認できたら、漏水している給湯管を撤去し、止水栓の裏側まで新しい配管を設置しました。

壁内はコンクリートのため、削りが必要

コンクリートを削る作業中

漏水していた給湯管を撤去

新設給湯管を接続
❻ 洋室の漏水は、上階洋室の壁の給湯管が原因
洋室の天井で見つかった漏水も、詳しく調べると上階洋室の壁の中を通る給湯管から漏れていたことがわかりました。201号室の洋室の壁を開口し、同様に給湯管の漏水箇所を撤去・修繕しています。洋室の漏水被害はこの給湯管からの水によるものでした。

201号室の洋室の壁を開口し、給湯管の状況を確認

漏水していた配管
❼ 修繕後の確認と仮復旧
すべての給湯管を新設配管に交換した後、水圧テストと各水栓の給水テストを行い、異常がないことを確認しました。床・壁の開口部は仮復旧までを完了しています。本復旧(クロス貼りや床材の張り替えなど)は、お客様と日程を調整して別途行う必要があります。

止水栓の裏側まで全て新設配管に交換

開口部は仮復旧済み

各水栓の給水テストは異常なし
工事のポイント
床・壁を段階的に開口しました。
奥の壁内に原因を突き止めました。
壁内のコンクリートを削り、給湯管を撤去。
止水栓の裏側まで新設配管に交換。
水圧テストと給水テストで異常なし。
開口部は仮復旧しています。
工事のまとめ
複数の部屋の天井や壁に広がった漏水に対し、開口を段階的に進めて水の伝い道をたどり、上階の給湯管の漏水箇所を特定しました。
洗面台裏の壁内ではコンクリートを削って給湯管を撤去し、新設配管に交換。洋室の漏水は洋室の壁内の給湯管が原因で、同様に修繕しました。
天井からの漏水で原因がわからないとお困りの管理会社様・オーナー様は、ぜひ関西水設にご相談ください。
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